亜細亜の骨『台湾ドラマリーディング』演出家・出演者募集!!
2019.08.12
アジアの秀逸な戯曲を翻訳上演する演劇ユニット・亜細亜の骨では、2019年8月~2020年2月下旬にかけて「アジア戯曲エクスチェンジ@2019」のプロジェクトに取り組んでいます。プロジェクトの最後を飾るアジア三カ国リーディング公演(公演地:東京)のうち台湾戯曲2本『タバコの健康への害について(仮)』、『再約』の演出家、出演者を公募致します。
アジアや台湾に興味があり、企画にご賛同いただける皆様のご応募をお待ちしております。
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<亜細亜の骨「アジア戯曲エクスチェンジ@2019」について>
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【第1弾】日本ドラマリーディング@台湾(2019/8/16~18台北、2019/10/19~20嘉義)
『あーぶくたった、にいたった』(別役実作)/『The game of polyamory life』(オノマリコ作)/『阿Q外伝』(宮本研作)
【第2弾】台湾戯曲上演@東京(2019/11/21~23 山吹ファクトリー)
『野良犬之家』(林孟寰作)
【asianrib plus】新進演劇人育成・台湾戯曲上演@東京(2020/1/17~19 上井草エリア543)
【第3弾】アジア三カ国ドラマリーディング@東京(2020/2/21~24 山吹ファクトリー予定)
『隣の家の米びつ』(韓国)、『4season』(タイ)、『タバコの健康への害について(仮)』(台湾)、『再約』(台湾)
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<募集要項>
◆応募資格
演出:20歳以上で、これまで演出経験の実績のある方
出演:20歳以上で、舞台出演経験のある方
※原則として経験者ですが、熱意ある未経験者も歓迎です。ぜひご応募下さい。
◆応募方法 メールにてプロフィールをお送り下さい。
※出演希望者は画像を添付して下さい(バストアップ、全身)
送付先メール 亜細亜の骨 asianrib2018@gmail.com
※件名に「台湾リーディング演出(出演)希望」とお書きください。
◆応募に必要なもの(書式自由)プロフィール、希望作品名、志望理由
◆演出料 5万円程度
出演料はキャリアにより1ステージ最低5千円~1万円。
(1作品各3ステージ予定)
◆締切 演出家2019年9月20日(金)23:59
出演者2019年10月31日(木)23:59
※いずれも面談、審査を順次行わせて頂きますので、締切前に決定する場合もあります。お早めにご応募下さい。(ネットでの面談の可能性もあります)
◆公演までのスケジュール
9~10月上旬 演出家決定後、11月初旬までに順次出演者決定
1月顔合わせ
2月~2月中旬 稽古(約1週間~10日)都内公共施設にて稽古
◆公演概要
2020年2月21日(金)~24日(月祝) 山吹ファクトリー(予定)
◆お問合せ:亜細亜の骨 asianrib2018@gmail.com
件名を『台湾リーディング』としてください。
◆作家・作品について
公演の順番などは未定です。
下記の作品情報のほかに、粗訳をご用意しております。ご希望の方は「亜細亜の骨」までメールにてお問い合わせください。ご応募お待ちしております。
【作品紹介】
① 『タバコの健康への害について』(仮題)作:鴻鴻
演説形式で行われる一人芝居。亜細亜の骨旗揚げリーディングで行った『屋根に雪降り積む』に続いて、鴻鴻を取り上げるのは2回目。 チェーホフの『タバコの害について』をオマージュし構成された作品。タバコの害について語りつつも、台湾の瀕している社会状況について語っている。
② 『再約』作:陳弘洋
台湾の場末の食堂に次々に招かれた客がやって来る。離婚した妻とよりを戻すために再びプロポーズをしようとケーキを持って現れる夫。レイプの疑いをかけられている俳優の同級生。性同一性障害で何に対しても冷静に対処する女の姿をした美男子。再びプロポーズされるとも知らずに現われ、新しい恋人ができた宣言をする元妻。そこに現れる「夫の元彼」である「妻の新恋人」・・・・。時々つける食堂のテレビからは、ドロドロの茶番劇の声が聞こえてくる。「くだらない茶番だ」とテレビを点けては消し、消しては点ける。しかし、実生活は茶番だと言っているテレビドラマ以上にもっと複雑でドロドロとした茶番劇といえるのではないか。それが正しいか、間違っているかなどの判断は一切ない。現代人に鏡を見せるかのように今の生活を映し出す。
登場人物
許恵泙 女 李俊元と離婚したばかり。シンプルな服を着ている。
李俊元 男 許恵泙と離婚したばかり。見た目に随分こだわる。
趙宇豪 男 髪をワックスで固めている。ピッチリしたパンツを穿いている。
陳永慶 男 ペンネーム陳雨。本を2冊出している。
蔡書羽 男 許恵泙の同僚。自分のことを女だと思っている。見た目には男らしい特徴は皆無。
林姵慈 女 ルックスが良い。
朱怡君 女 大学生。台湾居酒屋で働きながら大学に通っている。
(※昨年、台北と嘉義にて上演された作品。2018年下半期最優秀戯曲賞にもノミネートされている。)